Page 6 / これが観光列車 !? 豪華な観光列車 「 花嫁のれん 」

JAPAN
スポンサーリンク

みなさん、こんにちは!yui ( @yuitabi_book )です!

突然ですが、「 花嫁のれん 」と聞いてピンときた方いらっしゃいますか?
お恥ずかしながら、私は観光列車「 花嫁のれん 」に乗車するまで、
「花嫁のれん」のことを知りませんでした・・・・。

今回は、伝統文化の「 花嫁のれん 」
そして、観光列車「 花嫁のれん 」についてご紹介いたします!

「 花嫁のれん 」とは

今回ご紹介する観光列車の名前でもある「 花嫁のれん 」ですが、
もともと「 花嫁のれん 」というのは、

加賀藩の嫁ぐ女性が持参する“嫁入り道具”のひとつ。婚家先の仏間の入口にかけられ、花嫁はそれをくぐってご先祖様にあいさつをします。こうして初めて嫁入りすることが認められ、その後に結婚式を始めるというのがこの地方の習わしです。

花嫁のれん | のとの文化 | 能登名所・観光ガイド | 多田屋 能登半島 和倉温泉 旅館 (tadaya.net)

江戸時代から今でも続く大事な風習なのですね。
この「 花嫁のれん 」は、この時の1回しか使用されないというのも驚きです。
(代々受け継がれる「 花嫁のれん 」を使用する家系もあるそうです。)
このような風習が現代にも受け継がれていると思うと素晴らしいですね!

観光列車「 花嫁のれん 」

2015年10月からJR西日本が運行しているこちらの観光列車は、
石川県の金沢駅-和倉温泉駅を約1時間30分で結んでいる観光列車です。

JR金沢駅4番乗り場入口には花嫁のれん号の装飾がされており、
乗車前から「 花嫁のれん 」を感じることが出来て、ワクワクしてしまいます!

金沢駅ホームの「花嫁のれん」

発着駅である金沢駅のホームと和倉温泉駅の改札には、
実際に「 のれん 」が設置されています。
金沢駅のホームにある「 のれん 」をくぐって、さあ出発です!!
乗車券を和装アテンダントさんに見せると座席の案内をしてくださいます。

コンセプトは、

「花嫁のれん」とは、花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈る伝統文化です。ご乗車のお客様の幸せを願う思いから、この列車を観光列車「花嫁のれん」と名付けました。能登は「恋路海岸」や「夫婦岩」と称される機具岩(はたごいわ)のように女性の幸せを願うものや、パワースポットとして有名な「聖域の岬」などがある「幸」に満ちた土地です。

この観光列車「花嫁のれん」を通して、能登の魅力である「幸」を全国・海外に向けて発信いたします。

花嫁のれん│観光列車の旅時間:JRおでかけネット (jr-odekake.net)

伝統文化「 花嫁のれん 」の意味がきちんとコンセプトに繋がってますね!
幸せを感じることが出来る観光列車です。

車両

「 花嫁のれん 」は、2両編成の列車で、1号車には8つの半個室、
2号車は窓の外の景色を楽しめるカウンター席とボックス席が用意されております。
1号車8つの半個室それぞれに名前が付けられています。

1号車
2号車


車両の外も中もきらびやかな装飾となっており、
1号車、2号車それぞれ異なったコンセプトがあるのがとても良いです。

「和と美のおもてなし」をコンセプトに、外観のデザインは北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージ。

1号車は8つの半個室があり、ゆったりとくつろぎの旅を楽しめる空間としました。通路は日本庭園の飛び石をイメージした絨毯を敷き、各部屋はそれぞれ友禅のオールドコレクションをあしらった空間としています。

2号車は、通路は流水のイメージ、いすは紅色の生地と背面の木の格子が特徴的なオリジナル回転いすとしました。

内装は、伝統的によく使用される輪島塗の図柄を表現しています。

「花嫁のれん」は、車両全体で北陸の和と美を感じ、満喫できる列車となっています。

花嫁のれん│観光列車の旅時間:JRおでかけネット (jr-odekake.net)
右側の棚にあるのが伝統工芸品

1号車エントランスに伝統工芸品(加賀水引や輪島塗など)の展示と
車内販売カウンターがあり、2号車にイベントスペースがあります。
(※私が乗車した時は、新型コロナ感染予防で残念ながらイベントはありませんでした。)

そして驚きは、1号車エントランス客室側壁面と伝統工芸展示棚壁面のある金箔、
金沢の金箔メーカーである「 箔一 」の施工による金沢金箔の装飾が施されています。
本物の金箔がふんだんに使用されている壁なのです・・・。すごい・・・。

私が予約した席は1号車の「 錦秋の間」という座席です。

紅葉が川に流れていく様を意匠化した竜田川文様は、豊かな四季がある日本ならではの美しい情景のひとつです。様々な草木が見事に配置され、錦のような美しさで旅の思い出を美しく彩ります。

花嫁のれん│観光列車の旅時間:JRおでかけネット (jr-odekake.net)

というのが「 錦秋の間 」のコンセプトのようです。

広々とした半個室で、ゆったりとした空間、スイーツセットを頼んだので、
1時間半があっという間でした・・。

時刻

列車は基本的に、金曜日、土曜日、日曜日、祝日を中心に
金沢駅 – 和倉温泉駅 の区間を 1日2往復 で運行しております。
以下、運行スケジュールです!

金沢 – 和倉温泉 下り時刻表

停車駅花嫁のれん1号花嫁のれん3号
金沢10:15発14:15発
羽咋11:10発15:02発
七尾11:36発15:25発
和倉温泉11:42着15:31着
1号: スイーツセット / 3号 : スイーツセット

和倉温泉 – 金沢 上り時刻表

停車駅花嫁のれん2号花嫁のれん4号
和倉温泉12:06発16:30発
七尾12:14発16:36発
羽咋12:40発17:01発
金沢13:21着17:54着
2号 : 和軽食セット / 4号 : ほろよいセット

※ 2022/4 時点の情報です。

和倉温泉駅にある「のれん」

お食事

花嫁のれんでは、お食事をあらかじめ予約することが出来ます
列車により、提供されるメニューが違うので気を付けてください!

ビールは車内販売で購入しました。
  • 花嫁のれん1号 (下り)⇒ スイーツセット (税込 2,000円)
  • 花嫁のれん2号 (上り)⇒ 和軽食セット (税込 2,500円)
  • 花嫁のれん3号 (下り)⇒ スイーツセット (税込 2,000円)
  • 花嫁のれん4号 (上り)⇒ ほろよいセット (税込 2,000円)

※お食事は金沢駅~七尾駅または金沢駅~和倉温泉駅間のご乗車の場合のみ、
ご利用いただけます。

※季節によりメニューが変更される予定です。
また、仕入れ状況等により、内容に変更がある場合があるようですのでご了承ください。

お食事は、下りがスイーツセットで、上りが軽食の用意のようですね!

私は「 花嫁のれん 3号 」に乗車し、
あらかじめ食事の予約をしておりましたので、スイーツセットを食べました。

スイーツセットは、世界的に活躍するパティシエ辻口博啓さん
「 ル ミュゼ ドゥ アッシュ 」オリジナルセレクトスイーツでした!
ケーキ&コーヒーまたは加賀棒茶、お土産用の焼き菓子がセットでした。

加賀屋監修の和装アテンダントさんが、軽食の提供や車内販売等してくださいます。
また、写真撮影等も快く引き受けてくださいますので車内で過ごす時間が快適でした!

※お食事のご予約は、ご利用の1カ月前の10時から4日前までです。

乗車料金

「花嫁のれん」は全席指定席のため自由席はございません。
乗車券のほかに指定特急券が必要です。

私が乗車した時の普通乗車券は金沢駅―和倉温泉駅で1,410円でした。
普通乗車券1,410円+特急指定券1,390円 = 2,800円(1人)で乗車しました。

指定席特急券 / おとな1,390円、こども690円
(金沢駅~七尾駅・和倉温泉駅間 通常期のお値段)

どの席も同じ指定特急券で乗車することが出来ますので、
もし座りたい席があれば早めに予約することをおすすめします☝


※乗車日の1カ月前の10:00から、全国のJRの主な駅のみどりの窓口・主な旅行会社でお買い求めいただけます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
普通乗車券+特急券1,390円で乗車できる豪華絢爛な観光列車「花嫁のれん」。
和倉温泉方面へ行く際には是非乗車していただきたい観光列車です!

列車の外装の内装もうっとりするほど美しかったです。
また、アテンダントさんのおもてなしも最高でしたので、
とても良い時間を過ごすことが出来ました!

また行く機会があれば、今度は乗車する列車の時間を変えて、
軽食セット等のお食事を楽しみたいと思います!(^^)!

列車の詳細につきましては観光列車「 花嫁のれん 」の公式HPをご覧ください。
時期により、当ブログ記載の内容と異なる場合がございます。
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hokuriku/hanayomenoren/

新型コロナウイルス ( COVID-19 ) 感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。
旅行前の検温、マスク着用、3密 ( 密閉、密集、密接 ) 回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

新型コロナウイルス感染症対策により、内容変更などの場合があります。
ご訪問の際は公式サイトにて事前にご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました