Page 11 / 世界5本指に入る東洋学の研究図書館が駒込に?美しい本棚が魅力の「 東洋文庫ミュージアム 」

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みなさん、こんにちは!yui ( @yiutabi_book )です!

東京・駒込にある東洋文庫ミュージアムをご存知でしょうか?

東洋学の専門書を数多く所蔵する研究図書館ですが、
実はここ、美しい本棚を目的に来館される方が多い評判の 穴場スポット なんです!

そんな東洋文庫ミュージアムへ行ってきたのでご紹介したいと思います( ^ ^ ) /

有名なモリソン書庫は、こちらの本の表紙に使用されております!!

図書館に関するブログは、他にも書いておりますので、あわせてご覧ください♪

東洋文庫とは

東洋文庫は東洋学の研究図書館です。三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した、東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館であり、世界5大東洋学研究図書館の一つに数えられております。その蔵書数は国宝5点、重要文化財7点を含む約100万冊であり、内訳は、漢籍40%、洋書30%、和書20%、他アジア言語(韓・越・梵・イラン・トルコ・アラビア語等)10%です。

東洋文庫について – 公益財団法人 東洋文庫 (toyo-bunko.or.jp) より

東洋学に関しての蔵書数が桁違いですね・・・。
その中に、国宝・重要文化財 が含まれているという・・本当に貴重な資料ですね!

東洋文庫ミュージアム

駒込駅から徒歩8分ほどの場所にある「 東洋文庫ミュージアム 」ですが、
それまで研究者しか見ることが出来なかった貴重書を一般公開することで、
多くの人に東洋学への興味を持ってもらうことが出来る!

そこで2011年に「 東洋文庫 」の新本館に併設されたのが「 東洋文庫ミュージアム 」です!

建物入口

東洋文庫ミュージアムは、中の展示の素晴らしさだけでなく、
その建物自体も美しい建築で、2013年にグッドデザイン賞を受賞 しております

詳しくは、GOOD DESIGN AWARDのHPをご覧ください♪
https://www.g-mark.org/award/describe/40393

オリエントホール

入口を入り、チケットを買ってまず最初に入る空間が「 オリエントホール 」です。
吹き抜けの空間で自然光がたくさん入る、おしゃれな空間になってます。
ここでは、東洋文庫の誕生から今に至るまでの歩みを知ることが出来ます。


また、国内最長の展示ケース内には世界中の言語で記された貴重な古書が展示されており、向かいの壁面には『 広開土王碑文拓本 』『 江戸大絵図 』巨大な原寸大レプリカが天井からつりさげられています。

奥に見えるのが「オリエント・カフェ」

「 オリエントホール 」の中心にはベンチが配置されておりますので、
座ってゆっくり鑑賞することも可能です。

モリソン書庫

オリエントホールの階段を上がり2階へ上ると、みなさんお待ちかねの、
美しい本棚のモリソン書庫が目に飛び込んできます!


「 モリソン書庫 」は、東洋文庫の中で最も有名といわれているコレクションで、
総面積170平方メートルにも及ぶ巨大な本棚に、約24,000点もの書籍や絵画が収められています。

元々オーストラリア人のG.E.モリソン(1862-1920)がコレクションしたもので、
東洋文庫の創設者である岩崎久彌ひさやがモリソンから現在の価値の約70億円で一括購入したコレクションのため、モリソン書庫と呼ばれています!

約70億円を一括購入・・・・世界が違いますね・・・。

180度、上を見上げれば3階まで本棚に本がびっしりです。

本棚の中には、展示ケースがいくつか設置されており、
教科書で見たことがある風刺画などが展示されておりました!

「 モリソン書庫 」を見終わり次の部屋へ行くと、
国宝や重要文化財など貴重なコレクションが展示された岩崎文庫ゾーンに入ります。
こちらでは、良質な保存状態を維持するために企画展ごとに展示を入れ替えているそうです。
展示の詳細は、訪れる前に公式ホームページでチェックすると良いですね!

公式HP http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php

「 岩崎文庫 」ゾーンの次には、展示物を保護するために照明を極限まで落とした
回顧の路や、年3回ほどの企画展が開催されるディスカバリールームなどの
展示エリアが続きます。

2階部分を1周すると、また「 モリソン書庫 」へ戻ってきて展示は終了です!

オリエント・カフェ

敷地内に併設されている唯一のレストラン&カフェオリエント・カフェ

カフェへは、ミュージアムとカフェとをつなぐ「 知恵の小径 」を通って行くことができます。

知恵の小路

東洋文庫創設者の岩崎久彌さんが小岩井農場の経営者でもあったため、
こちらのレストランは、東洋文庫と小岩井農場が共同でプロデュース しております。

私も鑑賞した帰りに訪れましたが、緑いっぱいの中庭を望みながら
とても良い雰囲気でおいしいスイーツをいただくことが出来ました!
とっても美味しかったです (* ^ ^ *)

詳しいメニュー等は、オリエント・カフェのホームページをご覧ください♪
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/orientcafe/menu.html

アクセス

施設名称 :

  • 東洋文庫ミュージアム

住所 :

  • 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21

電車でのアクセス :

  • JR・東京メトロ南北線「 駒込駅 」から徒歩8分
  • 都営地下鉄三田線「 千石駅 」から徒歩7分
  • 都営バス上58系統・茶51系統「 上富士前 」から徒歩1分

休館日 :

  • 毎週火曜日( ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館 )
  • 年末年始、その他、臨時に開館・休館することがあります。

開館時間 :

  • 10:00〜17:00( 入館は16:30まで )※当面の間

オリエント・カフェ :

  • 11:30〜21:00 ( カフェのみの利用可 )

入場料 :

一般65歳以上大学生中・高生小学生
900円800円700円600円290円

まとめ

いかがでしたでしょうか?

美しい本棚の「 モリソン書庫 」も展示もカフェも魅力たっぷりの
「 東洋文庫ミュージアム 」。施設自体ちょうど良い広さでしたので、
ふらーっと立ち寄ってみるのも良いですね!

歩いて近くの場所に シダレザクラの名所「 六義園 」もあり、
六義園とのセットチケットも販売しておりますので、一緒に足を運ぶのもオススメです。
ぜひ「 東洋文庫ミュージアム 」で、美しい本棚を見てみてください!

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